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芥川陽介的ライフ
芥川陽介
コンサルタント(株)シンクアウト代表 年収2,000万
高校卒業後、アメリカへ留学。デューク大学でマーケティングとコンピュータサイエンスをダブル専攻する。卒業後は大手メーカー、コンサルティング会社を経て、29歳で独立。現在は広尾ガーデンヒルズで♂のドーベルマン"マイルス"と同居中。そろそろ結婚も考えているが、つき合っているGFはいずれも「帯に短したすきに長し」といった感じ…。

趣味…ジャズ演奏(cb.)とスポーツ(サッカー・ダイビング・テニスe.t.c)
愛車…メルセデスベンツE 240(仕事)・ジャガーJ(プライベート)

仕事を自己実現のツールと考えている彼の目下の懸案は、某大手自動車メーカーのコンペを勝ち取ること。ライバル会社はいずれも強力で、若手コンサルタントにとっては厚い壁である。だが、それゆえになおさら闘志を燃やしている。

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ひらめき!
「君は私のことをいやな老人だと思うかね?」「はい、思います。物事の欠点をあげつらうのがご趣味の、じつに面倒なお客様です。でも同時に、貴男は私の腕前を上げてくださる大切な忠告者でもあります」毅然としたシェフの返答に、今まで不機嫌だった男の表情が急に和らいだ。
「うむ・・君は近いうちに、必ず素晴らしい料理人になるだろうな。今はまだまだだがな・・」
稲妻に背筋を貫かれたような気分になり、陽介は思わず手にしたフォークを皿へ落とした。そしてその瞬間、自分が今何をするべきかをはっきりと悟った〜 (理不尽な出来事を前にして、ただ打ちひしがれているだけの僕は、あの若いシェフ以下じゃないか…明日一番の便で東京に帰ろう。そしてやるべきことをやろう!)

翌日。早朝にパリを発ち、午後10時近くに成田空港に着いた陽介は、そのままタクシーに乗って恵比寿のガーデンプレイスタワーにあるシンクアウトのオフィスへ直行した。
ドアを開けると、オフィスルームの薄暗がりの中から愛犬のマイルスが飛び出してきた。留守中、犬の面倒を見てもらっていたハウスキーパーに頼んで、夕刻にこの仕事場へ連れてきてもらっておいたのだ。
「ただいま!マイルス!元気だったか?ウン?・・オレはまたしばらく家には戻れなくなりそうだ。だから今日から一週間は、ここで一緒に暮らそうな・・」
リゾート用の旅行鞄を応接スペースの床へ投げ出し、代わりにデスクの上に置きっぱなしにしておいたナイルクロコダイルのブリーフケース(注)を手にする。中からグローバル自動車のプレゼン資料をとり出すと、夜が明けるまで再検討を重ねた。陽介の頭の中は、あの若きシェフの勇気ある行動に負けない、勇気とモチベーションで満たされていた。

午前9時を待って柿崎室長に連絡をとると、柿崎は呆れたような声を上げた。
「次回のプレゼンにも出る?正気ですか…芥川さん」
「はい。ここで引き下がるわけには行かないでしょう。社内派閥の弊害をご心配なさる柿崎さんの為に、そして僕自身のプライドの為というのも少しはありますけど・・!」
「それは非常に嬉しい言葉だが…どう考えても勝ち目はありませんよ」
「やってみなくては分かりません。勝負は時の運ですからね・・」

それから5日間、陽介は文字通り不眠不休でプレゼン資料を練り直した。その鬼気迫る熱意に若いスタッフたちもたちまち引き込まれ、オフィスには、戦場さながらの緊迫感が漂い出した。
だが、いくら資料を読み込んでも、プレゼンに勝つための企画はまるで浮かばなかった。
恐らくK&W社は、盗用したシンクアウトのアイデアを元に、自社の高度なノウハウを織り交ぜ、さらに洗練された企画案を提示するだろう。となれば、、シンクアウトとしては、前回の企画案とはまったく別の視点を持つ、まったく新規のそして独自のアイデアを示さなくてはならない。だが精緻なマーケティング理論に基づいて寸分の隙なく組み立てた、自らの前回の基本案を上回るものなど、果たしてこの世にあるのだろうか…?
「前回以上のアイデア…? いったい何をどうすればいいんだ? それで、それを誰が?(もちろん自分なのだが・・)」
夜通し目を血走らせながら、なすすべもなくPC画面を睨みつけていた陽介の脳裏に、忘れかけていた過日のレストランでのあの意地悪な客の言葉が浮かんできた。
「…店の個性だとか何とか言って、変なものを私に押しつけないでくれ。ごく普通のマッシュルームソースでいいんだぞ、それも素朴な!」
思わず天井を見上げ、陽介は大きく頷いた。
「これだ!・・これしかない!」

注)ナイルクロコダイルのブリーフケース:品名はショルダー454。ナイルクロコダイル(南米産ワニ皮)ならではの力強いインパクトが横溢する陽介愛用のビジネスバッグである。素材の質感を際立たせてシンプルに仕上げられた外観と造作には、本物の男が持つ鞄に相応しい重厚なテイストが漂っている。それは単なる鞄という存在を越え、まさに現代の戦士(ビジネスマン)が身に着ける屈強の盾とでもいうべき絶品だ。
強の盾とでもいうべき絶品だ。
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