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芥川陽介的ライフ
芥川陽介
コンサルタント(株)シンクアウト代表 年収2,000万
高校卒業後、アメリカへ留学。デューク大学でマーケティングとコンピュータサイエンスをダブル専攻する。卒業後は大手メーカー、コンサルティング会社を経て、29歳で独立。現在は広尾ガーデンヒルズで♂のドーベルマン"マイルス"と同居中。そろそろ結婚も考えているが、つき合っているGFはいずれも「帯に短したすきに長し」といった感じ…。

趣味…ジャズ演奏(cb.)とスポーツ(サッカー・ダイビング・テニスe.t.c)
愛車…メルセデスベンツE 240(仕事)・ジャガーJ(プライベート)

仕事を自己実現のツールと考えている彼の目下の懸案は、某大手自動車メーカーのコンペを勝ち取ること。ライバル会社はいずれも強力で、若手コンサルタントにとっては厚い壁である。だが、それゆえになおさら闘志を燃やしている。

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7-2
不思議な人生
「そうね、香織に話さないといけないわね、どうして離れ離れになったのかって・・」「き、聞きたいわ!・・どうしてなの?」「あなた、さぞかし私を恨んでるでしょうね」「最初はね・・でも理由を知らないから、大きくなってからは、、何ていうか、恨むとかっていうより、その気持ちが、自分の不思議な生い立ちに対する疑問に変わってった、、」「そうなの!わかるわ!私も同じよ・・不思議な人生を歩むことになったのは・・」

ミシェルは部屋に入ってからおもむろにモスグリーンのソファに腰を下ろした。そして多めにミルクを入れた紅茶を一杯すすって、横にあるショートブレッドに手を伸ばし、、また、、一息ついてから、静かに語り始めた・・幸せだったミシェルの生活に激変が起きたのは、香織を生んですぐだった・・その背景は当時の世界情勢。エジプト・イスラエルの和平後、1981年米国でレーガン政権が誕生。歴代最もイスラエル寄りの政策をとった結果の、イスラエルによるレバノン侵攻。また一方でソ連のアフガニスタンへの軍事介入や、中東でのイラン・イラク戦争など、中東を巡る世界情勢が悪化の一途をたどっていたのだ。
 香織のパパ・アランは、l最初モロッコへのワイン輸出で会社を立ち上げた。毎日毎日、トンに近い数量のワインを、現地の(※注)フランス軍人用に安くさばいていたのだ。それが戦争がなくなって、フランス人がいなくなるのと同時に激減した・・それも将来への投資で、銀行から大きな借り入れをして、設備投資した矢先に。つまりアランはこんな急に戦争が終ると思っていなかったのだ。しかしそれがとんでもない誤算だった。
その夜、途方にくれているパパ・アランに、妻のミシェルが切り出した「いつだったかしら?親戚の人が言ってたのよ、、イランとかイラクとかだったと思うけど、地元のお金持ち相手のワイナリーに知り合いがいるってね、、戦争が終って下火になったモロッコ輸出にはもう期待できないでしょ、、、だから、そっちに輸出できないかしら、、ね?」(そのワインは、軍事情勢下でのシンジケートがらみで、主にユダヤ人つまりイスラエル人に闇ルートで流れる。そして、その近辺は決して安全な場所ではないのだ)。「そうか、それは面白そうだね・・モロッコが全くダメだしなー・・」「とにかく親戚の人に聞いてみるわ。今の状況を打開しないとね、、」〜そう言うや否や、ミシェルはすぐ隣の廊下のアンティークな電話代に置かれてある、真っ赤な電話のダイアルを回した。イランのワイナリーはすぐわかった。ミシェルの親戚の友人で、かなり手広くやっているらしい。すぐに現地に連絡してくれる事になった・・それを見ていたアランは「もし、うまくコネがつながったら、すぐにも行きたいね!今回の借り入れの返済が滞ってしまうまでにね!」と、独り言のようにつぶやいていた・・ただ、心の中では(もし行くとしたら、この旅はかなり危険な旅になるかも?)とも考えていた。
あくる日、いつも通り夜8:30に帰宅したアランは、ミシェルにキスして微笑むと、香織が寝ているベビーベッドを見に来た。安らかに眠っている香織・・「今オッパイ飲んだところ、かわいい顔してるでしょ、満足そうな、、ね?」「ホントだね!こうして寝てる時の香織の鼻がお前に似てるよな!」「え?鼻が・・?」「そう、上向いて、大きく開いて・・」「何なの!それって・・?」「冗談に決まってるじゃないか!ホント君に似て美人だよ、この娘は・・」と言って、アランは食卓へ行った。
子育てで忙しい中、ミシェルが今夜の為に作ってくれた兎のトマト煮は、深いボルドーにはピッタリだった!・・ミシェルは急にウインクして、そして笑顔で切り出した「ちょっと旅に出なきゃいけなくなるかもよ!」「旅って?」「うん、イランへ」「あ、昨日の話しかい?」「そう、現地に連絡してくれて・・それで、うちで売ってるワインの銘柄なんかを言ったら、すぐにも来てほしいって!「そうか!じゃ、いつ行く?」「先方が急いでる時に決めちゃいたから、、来週そうそうにでも行ってこようかな、、」「どれくらい行くの?」「そんなに長くならないと思うわ、2,3日で帰れるでしょ」「そうだな・・いゃ、君に仕事のことで助けてもらうなんて、思ってもいなかったよ。ありがとー、、」「まだ助けられるかどうかわかんないでしょ?」〜アランは立ち上がって、隣に座っているミシェルのうしろに行き、彼女をその椅子ごと抱きしめた・・視界がうっすら涙でぼやけていたのだ
次の月曜の朝を待って、ミシェルを空港に送っていったアランは、、、そのあくる日、、昼のテレビでとんでもないニュースを見ることになった!”イラン行きのエールフランス機が昨夜、ハイジャックされました!その後の状況については・・”。唖然とするアラン!(もし行くとしたら、この旅はかなり危険な旅になるかも?)とも考えていた事が、本当に起きてしまったのか?・・発表された便名は確かにミシェルの乗った便だったのだ!
※フランス軍人:彼らが1日に飲むワインの量はすごい!の一言に尽きる。戦地での水質状況や、また死へのプレッシャーもあるのだろうか、ほとんど水がわりに飲む。ほぼ全員が1日に2本以上は開けるので、フランスのワイン業者はこれでしこたま儲けたのだ。フランス軍に兵力を期待できない、と言われた理由はこんなとこに?
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